パソコンやスマホの仕様なら見るだけでだいたいわかるのですが、カメラの性能はプロ素人ですから全然。なのでほぼ自分用に比較一覧を作るはめにしました。
ニコン公式サイトで比較する機能を使えたらこんな面倒なことしないのですが、D二桁がないので……ていうか今見直したらD3300より前は3100さえないようです。
一覧に無い機種は?
どこか別のページで書きましたが、D60より性能の低い機種は無しとしたのでD40と50が無く、めんどくさいのでマイナーチェンジらしいD70sも見なかったことにすると上記の通りです。
発売日は実はマヤカシで、本来はこんな流れで分かれていると思われます。
- 入門用……D50→D40→D40x→D60→D3000とか5000シリーズ
- 中級用……D70→D70s→D80→D90→D5000とか7000シリーズ
新発売での価格で比較するとわかりやすいかも、中級としたラインナップは値段の桁が違うのに対してD3000や5000は桁が1つ下で数万円なのでどちらかといえば5000シリーズもすべて入門機寄りなのかもしれません。
やたら詳しい一覧表に見えますが、重要な部分と私が必要なところを選んでいるので動画性能はすっぱり無いです。動画は一眼レフじゃなくてGoProとかでやれと思うので。
一覧に無い機能はなぜ載ってない?
良い質問です。答えは簡単、ニコンが公式の主な仕様の一覧に載せてないから。
D3100からライブビューがある
そして本題なのですが、D60にはもちろん、D3000にもないD3100の大きな違いがライブビューの有無です。
ファインダーではなく液晶モニターで見て撮影できるというだけの機能なのですが、メガネかけてるのでこっちのほうがいい、そして何より視力が弱いのでファインダーだと小さすぎてピントが合ってるか実はよくわからないんです。ファインダー0.8倍とか書いてあるし。
これはぜひライブビュー体験しなければ、という理由というか言い訳を考えていたら気が遠くなって気がつくとAmazonで中古のD3100を買っていましたテヘペロと言いたいところ(いや言いたくはないか)ですが、たかがそれだけのためにもう1台本体いるか?って思ったら、だが断る。
ライブってファインダー代わりなだけ?
ニコンの説明を読むまでは撮影「後」の映像が液晶モニターにリアルタイムで表示されるのがライブビューだろうと想像していましたが、ただのファインダー代わりなんですね。ん?何言ってるかわからん?絞りやシャッタースピード設定した時点でシャッターした映像が表示されると思ってました。それを人間が保存したいかどうかの問題。それカメラか?って思いますけど。
また、D3000シリーズあたりから当たり前に動画撮影まででき始めているため、てっきりライブで一時録画しつつその映像が液晶モニターに表示されていて、モニターの明るさを変更したら撮るまでもなく最適な露光調整がわかってしまうエスパー的なドリームかと思っていたのですが肩透かし……。
しかし言っといて何ですが、そこまで本当にできてしまうと個人的にRAW現像を否定しているようにカメラによる写真を撮るというよりカメラで画像を作っているのでは?って思ってしまうので撮影という行為とは違う気がします。
ちなみに先日アップロードしたギャラリー機能のテスト、周南大橋~晴海で単焦点のような、一例としてこの写真とかいい感じの明るさになっていると思いますが……
初心者ですから当然ながら一発で撮れてるのではなく、これはISO-100でf2.8のシャッタースピード2秒ですが、その前後1秒と3や4秒、一応6秒や1/3秒など5~6枚は撮影した中で最も映えてると判断したのがこの2秒だったはず。
ぶっちゃけめんどくさい、一発で2秒の写りがわかってしまえば楽なんですが、周囲の明るさや月がどのくらい明るいか、もっと言えば自分の体調とか目がどこまで暗さに慣れているかでも違うでしょうから今のところ不可能に近い、しかしめんどくさい……けれど?
一発でシャッター速度がわかる時が来る
きっと来る。
撮影スキルの記事をどこかで読んでいてへーと思ったのは、いつも同じ単焦点レンズで撮っていて慣れて来ると風景を見ただけでどの範囲が撮れるのかわかるようになるというもので新鮮でした。
同じようにいつも工場夜景ばかり撮っていれば少しくらいレンズが違っても撮る範囲を想像すれば明るさを認識できるようになりシャッタースピードがわかるようになる、にならないかな?と。
いや、なる。
D60超えの良さが全然わからない
ライブビューはいらないとすると後は性能差ですが、今見た限りではD3100や5000まで、当然D90も見ましたが別に欲しくはなりませんでした。似たような性能、いらない機能、過ぎたるは及ばざるが如し。
だいたい普段使いのPCモニターがフルHDなので10メガピクセルの時点でオーバースペックですし、ホワイトバランスはオートだけでモードはマニュアルしか使わない、一眼レフで動画やろうとも思わず、といった感じで消去して行くとD60と上位機種の差が何も残りません。
パソコンやスマホの選び方も似ていて、ゲームしないのにビデオカード搭載しても値段高くなってファンうるさくなって電気食うから電源ユニットも高くなるだけ、故障率も上がるから無いほうがいい、みたいな。スマホでCPU高性能でも熱くなるだけでしょ?メモリ容量大きくても使わないなら本体価格高くなるの手伝ってるだけじゃん?みたいなことです。
- 視力弱いのにMFでピントがビタ合い
- シャッタースピードが一発でわかる
- RAWしないのに完成度やたら高い
- ライブビュー?なんだそれ?
かっこいいじゃないですか。でもこれらってフィルムカメラ時代の人はみんな当たり前のようにやっていたことですから、そう思うと驚きます。
だがしかし……ライブビューで拡大、だと?
できあがり予想画像などは出ない、そんなエスパーな機能はないのでライブビューなんてプギャーじゃん?とか小馬鹿にしましたが、正直これだけのために、これだけは試してみたい。
ライブビュー時の拡大表示
ライブビュー中にXボタンを押すと、拡大表示できます(最大約16倍)。Xボタンを押すごとに拡大率が上がり、W(M)ボタンを押すごとに拡大率が下がります。
D3100は6.8倍らしいので単純に3インチ液晶でも部分的に20インチの大きさで確認が可能。 ・・・ざわ
――― この記事を下書きした数日後……
ヤフオク目利きスキルがレベルアップしてD5000を1,000円で落札して念願のライブビューしてしまったのですが、一行で感想しますと……
老眼は ライブビューが 見えません
老眼の人はアッーーーになりましたね?
老眼じゃない若者さんにご説明申し上げますと、ファインダーってミラーに反射して遠くを見るものですが、対してライブビューの液晶って映像が映ってるモニターまでの距離が数十cmです。あとはわかるな?え?わかりませんか?
ヒント:老眼は(遠くは見えるけど)近くが見えません。
おわり。
追伸 しかもライブビューを拡大しまくるとボケるのでピント合わせの役にも立ちません。*MFレンズで試していて無限遠まで行けなくなったのかと思った。
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